京都外国語大学でのジェスチュア研究は、どのようにして始まったか。初期の暗中模索状態から、次第にダイアローグが形を成し、ついにPEの撮影にこぎつけるところまでは、困難がありながらも興味深い道のりだった。上田先生、村松先生も撮影を手伝ってくださり、ほかにも多くの方々が参加してこのプロジェクトが進行した。京都版のPEができてから、これをやはりコインブラで、京都版PBができてからこれをサンパウロ版にというかたちで本格的な映像が最終的には出来上がった。