ポルトガル語圏諸国共同体 CPLP (Comunidade dos Países de Língua Portuguesa)
 ポルトガル語を公用語とする国々が、友好と相互協力の強化を目的とし1996年に設立した国際機関を意味する頭文字語で と発音する。それぞれの国民性を重視しつつも各国の事情には干渉しないという原則のもと、加盟各国が対等の立場で諸分野における相互協力をはかり、ポルトガル語の普及につとめている。
 現在の加盟国は、アンゴラ、カーボベルデ、ギニアビサウ、赤道ギニア、サントメ・プリンシペ、ポルトガル、ブラジル、東ティモール、モザンビークの9カ国。
 日本が2014年に同共同体のオブザーバーになった縁で2017年にはマリーア・ド・カルモ・シルヴェイラ事務総長(Maria do Carmo Silveira, Secretária Executiva)が日本を訪問。共同体の意義について京都外国語大学で講演を行った(3月20日)。外務省のリンクを参照。

MAP:CPLPmap.png, 2006, Lipe Fontoura.
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