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平叙文の末尾に加えられた疑問文で、内容に対して話し相手に念を押したり、話し相手の同意を求めたり、婉曲な表現を実現したりする目的で用いられる。ポルトガル語の付加疑問は基本的に主動詞を繰り返し、肯定文には通常否定の付加疑問を加える。
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(1) Ontem comeu muito, não comeu? 昨日は沢山食べたんでしょう。 |
また軽く念を押すには否定辞を伴わない付加疑問もある。
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(1-1) O livro é difícil, é? その本は難しいってこと? |
また否定文にはPEでは«pois não»をPBでは動詞を加えて相手の同意を求める表現が可能になる。
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(2) PE: Ontem não comeu muito, pois não?
PB: Ontem não comeu muito, comeu? 昨日はそれほど食べた訳じゃないんでしょう? |
代動詞としては ser が主文の時称にあわせて«não foi?», «não eram?»などの形で用いられるが、 «não é» の形は時称に無関係に用いられる。
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(3) Estiveram em Osaka àquela hora, não é? あのとき大阪に居たんでしょう? |
さらにインタビュー等で長い意見を述べてから相手の諾否を聞きただす場合 «não é isso? と、こういうことですよね» という念押しも頻繁に用いられる。
口語に特有の現象で変種も多くPE, PBにより事情が異なる(*).
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(*) 詳しくは 彌永史郎(2011)『ポルトガル語四週間』大学書林, 5.9.他を参照。
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