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時間の経過を見通して現時点よりも前の時間を言う。動詞の文法的範疇としては過去形(pretérito perfeito)などと呼ぶ。本小辞典では文法用語として時称の形式たとえば falei, falou などの形式は「動詞falarの直説法・過去形である」という。このように pretérito をもつ動詞の形式については「形」を付す。これにより、「現在で過去を表現する場合」「過去で未来の完了を表現する場合」という分かりにくい表現を「現在形で過去を表現する場合」「過去形で未来の完了を表現する場合」というように曖昧性を排除できる。その他の時称形式にもすべて「形」を付し現在 - 現在形、未来 - 未来形、も同様に区別して用いる。
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