自由間接話法 discurso indireto livre
 話法の一種で直接話法と間接話法の中間的な話法。実際の小説における描写、特に心理描写では頻用される話法。時称や人称については間接話法的でありながら、指示代名詞や時称が直接話法的であったり、伝達動詞を欠いて命令文、疑問文などもそのままの形で用いられたりする。
Quando vi a senhora à mesa, reconheci-a logo. Era a Luísa. Provavelmente, irá perguntar-me sobre a minha mãe. O que é que vou dizer? テーブルにいる婦人にを見たときすぐに誰なのか私にはわかった。ルイーザだった。たぶん母のことを訊いてくるだろう。何と答えようか。

 描出話法とも言う。



Copyright © 2012 Shiro Iyanaga All rights reserved.