接辞(afixo)は、付与される位置によって
接頭辞(prefixo)、
接中辞(infixo)、
接尾辞(sufixo)の3種類に分けられる。
語基(base)よりも後の位置に付く接辞のことを接尾辞と呼ぶ。
例:livr-inho, bud-ista, leal-dade
接頭辞と異なり、多くの接尾辞はもとの語の
品詞を変える働きを持つ。例えば、realは形容詞だが、接尾辞-izarを付与することにより、realizarは動詞となる。
接尾辞は、文法上の機能により以下の2種類に分類できる。
(1) 派生接尾辞(sufixo derivacional)または語彙接尾辞(sufixo lexical):新たな語を形成する接尾辞で、その付与は任意である。
例:barrig-udo, jornal-eiro
(2) 屈折接尾辞(sufixo flexional)または
活用語尾(desinência):新たな語を形成するためではなく、名詞の場合であれば、性(gênero)・数(número)、動詞の場合であれば、叙法(modo)・時称(tempo)・数(número)・人称(pessoa)を示すために用いられる接尾辞で、その付与は義務的であり、より体系的である。
例:bel-o-s, fal-á-sse-mos